産業起こしはこれからエネルギーシフトを位置づけて【REES第8回会議】

 「人手不足の中、産業起こしはこれから」。

 5月14日、東日本大震災復興推進本部研究グループ「REES(The recovery from the Great East Japan Earthquake & the Shift to a “sustainable society”)」の第8回会議が開かれ、委員34名が参加しました。

 政策グループでは前述のように、求人難と街の復興のための産業づくりはまだこれからであるという現状報告があり、意見交換されました。

 中小企業振興基本条例の制定・実践を通して行政とも連携して取り組むことや、国への政策要望提言にもエネルギーシフトを位置づけていくことを確認しました。

 エネルギー・原発グループでは、「中小企業家エネルギー宣言」を中同協総会で討議資料として提案し、学習運動を提起していくことや学習ハンドブックを作ることなどについて意見交換しました。

 全体会では第3回「東日本大震災復興シンポジウム」を来年3月26~27日、地球環境問題全国交流会と併設して宮城で開くことを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 6月 15日号より