農業とエネルギー、消費税問題などを学びあう!【第5回関東甲信越ブロック代表者会議】

関東甲信越ブロック代表者会議

 第5回関東甲信越ブロック代表者会議が6月20~21日に群馬県利根郡みなかみ町「ホテル辰巳館」で開催され、8同友会および中同協より46名が参加しました。

 冒頭、湯本良一中同協副会長が「中小企業憲章の国会決議にむけて運動している。中小企業が大事な存在として認められてきたのは同友会運動が役割をはたしてきたから。中小企業の位置づけを変えていくことが重要」とあいさつ。

 1日目は、「農業における自然エネルギーの活用と共存~メガソーラー発電に取り組む真の理由とは」をテーマに群馬同友会代表理事の澤浦彰治氏(農業生産法人グリンリーフ(株)代表取締役)より報告がありました。農業の6次化の取り組み、農家の独立支援プログラム、原発事故の影響などを話したあと、太陽光発電への取り組みの報告がありました。

 その後、「民法改正、個人保証制度大改革にどう取り組み、経営に生かすか」をテーマに東京同友会代表理事の三宅一男氏((株)エピックホームズ代表取締役)より報告があり、グループ討論で学びあいました。

 2日目は、「消費税増税後の中小企業の現状と課題~実態調査アンケートの結果をふまえて」をテーマに神奈川同友会代表理事の石渡裕氏((株)総合環境分析代表取締役)より報告があり、グループ討論では、2日間全体を通しての意見交流を活発に行いました。

 午後からは、農業生産法人グリンリーフ(株)のこんにゃく工場や野菜の出荷、トマトのハウス栽培などを見学したあと、メガソーラーの太陽光発電所を視察しました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 7月 15日号より