今こそ共同求人活動の理念を伝えよう【中同協共同求人委員会】

中同協共同求人委員会

 9月26日、中同協共同求人委員会が東京で開かれ、19同友会・中同協から40名が参加しました。

 冒頭、小暮恭一・中同協共同求人委員長が「共同求人活動の理念をしっかり伝えていますか」のテーマで問題提起。Jobway登録学生や合同企業説明会の1回あたり参加学生が減少している状況を紹介しながら、採用難の今だからこそ、共同求人活動の理念・考え方を振り返り、芯のある活動を展開することなどを提起しました。

 次に川中英章・広島同友会求人社員教育委員長が「『理念』を大切にする活動を~広島同友会の取り組み」のテーマで報告しました。広島同友会が行っている合同企業説明会や学校訪問、また委員会へは就業規則を備えているかなど一定の参加基準を設けていること、共同求人の理念を参加企業にしっかり伝えて、同友会の「ブランド」を保っていることなどを紹介しました。新卒採用を行ったことで川中氏自身も大きく変革し、会社がよくなっていると確信を持って語られました。

 グループ討論では「各同友会での現状と課題を明確にし、今後どのように運動を進めていくのか」について論議。2015全国共同求人交流会(11月26~27日、沖縄)の企画などを承認して終了しました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 10月 15日号より