第8回中小企業地球環境問題交流会&第3回東日本大震災復興シンポジウム 3月26~27日、宮城で開催

震災を風化させないために

 3月26~27日に第8回中小企業地球環境問題交流会&第3回東日本大震災復興シンポジウム合同企画を宮城で開催します。鍋島孝敏実行委員長からの参加の呼びかけを紹介します。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災から4年が経ちました。が、被災地ではまだまだ土地のかさ上げ工事が進まず、工場建設の目途 すら立たない状況が続いています。

 前回、熊本での地球環境問題交流会から開催趣旨の中に 「『東日本大震災からの復興~持続可能な社会をめざして 』をテーマに進めている『REES』※ のエネルギー分野の今後の方向性を確認するとともに『中小企業憲章』の精神と中小企業の見地からの原発エネルギー問題を考える契機とする」と明記されました。

 それを受けて、今回は地球環境問題交流会と毎年3月に行って来た東日本大震災復興シンポジウムを合同企画として、仙台で開催させていただくことにいたしました。

 時あたかも、昨年7月に行われた新潟での全国総会において「中小企業家エネルギー宣言(案)」が提起されました。

 今回の環境交流会&シンポジウムが、このエネルギー宣言の全国的な学習の契機になることを期して、地元の実践事例も見ていただきながら共に学びあいたいと考えました。

 全国の皆さんの参加を心よりお待ち申し上げております。

第8回中小企業地球環境問題交流会&第3回東日本大震災復興シンポジウム合同企画 実行委員長 鍋島 孝敏

※「REES」 中同協東日本大震災復興推進本部研究グループ。
The recovery from the Great East Japan Earthquake & the Shift to a ”sustainable society”(東日本大震災からの復興と持続可能な社会をめざして)の略。

「中小企業家しんぶん」 2015年 3月 5日号より