雇用を生み出し地域の活性化を【人を生かす経営推進協議会・中同協】

 11月5日、東京・アルカディア市ヶ谷で中同協は「人を生かす経営推進協議会」を開き、11名が参加しました。

 まず、宮崎由至・人を生かす経営推進協議会代表が「人口流出を止める企業づくりと地域づくり」として報告。それをもとに、参加者は意見交換をしました。

 宮崎氏は「人口減少については、地域で人を減らさないようにするにはどうするかを議論するべき。中小企業振興基本条例を制定し、その後の絵を政策提言で具体的にしていくことが同友会の責任。また、地域のために雇用を生み出すことが企業の責任」と提起しました。

 その後、経営労働、社員教育、共同求人、障害者問題の4つの委員会の現状が報告されました。また、2016年11月18~19日に千葉で開催される「人を生かす経営全国交流会」の企画概要を検討し、本交流会では分科会を設営せず、全体会で運動の推進に向けて討論することなどを話し合いました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 12月 5日号より