女性経営者、同友会役員として視野広げ成長しよう~2019年度第1回中同協女性部連絡会

 9月2~3日、2019年度第1回中同協女性部連絡会が東京で開催され、24同友会と中同協から68名が参加しました。

 1日目は6月に広島で開催された第22回女性経営者全国交流会の報告があり、次回新潟で開催される第23回の企画案、以降の交流会開催予定について確認されました。

 続いて久賀きよ江・中同協女性部連絡会代表から「(1)女性部連絡会でも企業経営と同様、具体的な目標を持って実践しよう、(2)女性的感性の視点を持った経営に学び、自ら実践しよう」と新年度の方針が紹介された後、東京同友会の山下奈々子・(株)ワイズ・インフィニティ代表取締役による「愛ある経営の実践 創業から20年・今思うこと」をテーマとした経営実践報告がありました。

 1日目後半は事前に準備したフェイスシートをもとにそれぞれの女性部の取り組みを交流し、翌日の学びにつなげました。2日目は広島同友会女性部の村井由香氏、平原千秋氏が「自社にとって学べる女性部とは」を報告。村井氏は広島同友会女性部会の歴史や組織構成について、各同友会の女性組織の特徴や違いなどを交えて紹介、平原氏は広島同友会内の広島4支部の女性部会の取り組みを中心に紹介、女性部活動で自社がどう変わってきたかについての報告もありました。

 最後に久賀女性部連絡会代表は「各同友会によって歴史も組織も異なる女性部ですが、女性の活躍が注目されていることは共通しています。行政からも、社会や市場、経営が女性的な感性でどのようにとらえられ、取り組まれているのかが求められることも少なくありません。このような期待に応えられる女性経営者として視野を広げ役員として、活躍できる存在として成長していきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 9月 25日号より