会員の役に立ち、励ます情報発信【東京】

コロナ禍の中、発信力を高める広報の取り組み

 東京同友会では、2月の中旬にはコロナ対応の指針をまとめたものを、事務局から「コロナ対策ニュース」としてメールやホームページ上で動画配信などを行いました。

 3月11日の定時総会は社団法人化のこともあり直接集まって100名弱での開催となりましたが、3~4月にかけては例会や支部総会は中止もしくは延期になり、会員は情報交流ができない状況が続いていました。

 広報部では、40ページほどの月刊誌を発行しています。会議は、3・4月は中止、5月はオンラインで、6月からリアルとZOOMを併用して再開。取材はZOOMやリアルで、それぞれ取材先の希望に合わせて開始しました。

 会員に役立つ、励ます情報を発信していくのが広報部の役目だと思っています。SNSに不慣れな方が多いこともあり、広報部としてはなるべく月刊誌で情報を伝えることを主としています。この間週刊コロナニュースをまとめた記事、会員への聞き取り調査、コロナ禍での旅行業界の現状を報告した例会記事、また飲食・劇団の皆さんを応援しようと特集を組みました。

 現在は、リモートやテレワーク、助成金などを活用した成功事例報告や、新しい取り組みとしてオンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド例会の特集などを主に掲載しています。広報部のメンバー独自の企画を充実させて読み応えのある特集を掲載・発信し、会員の皆さんにお届けしたいというのが今の広報部の願いです。

 これからも会員に役立つ情報を発信していきます。

「中小企業家しんぶん」 2020年 11月 15日号より