参加しやすい、ITを利用した経験交流の場を生む【東京】中央区支部・千代田支部の取り組み

参加者の裾野を広げる参加しやすい取り組みづくり(中央区支部)

中央区支部は、コロナで一時、会員数が減少。会員同士、リアルの交流機会が限られる中、支部として工夫を凝らしながら学びを継続。リアルとリモート両輪で月平均一0回以上のさまざまなイベント(朝、昼、夜の例会、交流会に加え、ハウツーセミナー、新会員座談会、休日のレクリエーション企画など)を開催しました。そして12月8日の忘年会当日に200名達成となりました。経営体験報告例会を中核に据えつつも、松下勉強会、論語会、社長勉強会、補助金助成金勉強会、SDGs、マインドフルネス、インタビュー座談会、昼食情報交換会、ゴルフ会、スポーツ会、居酒屋かわの(ユーチューブ生配信)など、新会員でも気軽に足を運べる、多様な会員が好みの時間で参加できる企画を活発に行いました。

会員は辞書の1ページ 仲間の数だけチャンネルが増えていく(千代田支部)

千代田支部は経営体験の例会に加えて会員のアウトプットを育てる場として、ユニークな企画、ユーチューブチャンネル『CHIYODA・STREET・ACADEMY(チヨアカ)』を2021年6月より配信。

このチャンネルでは、会員が仕事でちょっと役立つ情報やテクニックを3~5分の動画で紹介。チヨアカの話を基点に、会内外含め交流の輪が広がっています。

加えて「千代子の部屋」。インタビュアーが某有名番組を模してタマネギ頭のカツラをかぶり根掘り葉掘りと聞いていくスタイルのインタビュー形式の例会も行っています。このユニークな取り組みは聞く耳を育て社員の魅力を引き出す練習の場でもあります。

仲間の数だけ、それぞれの強みを生かしたチャンネルが増え、より人が集まってくる好循環が生まれています。

あわせて例会に参加したゲストを自動で追跡する追客システム、カード決済可能な例会システムやネット入会システムがコロナ禍で増強を推進するインフラとして役立っています。

「中小企業家しんぶん」 2022年 2月 5日号より