人を生かす経営の実践で地域を盛り上げよう 長崎総合科学大学と包括連携協定を締結【長崎】

 2022年5月25日、長崎同友会と長崎総合科学大学は包括連携協定締結式を開催、長崎同友会としては4校目となる大学(短期大学を含む)との包括連携協定となりました。冒頭進行の長崎総合科学大学 オープンイノベーションセンター長の藤原先生から「相互の人的・知的資源の交流・活性化を図り、相互に有意義と認められる諸事業を行うことにより、地域社会の発展に寄与することを目的とする」という協定の概要説明をいただきました。その後、池上国広学長、中村こずえ代表理事により協定書に署名がなされ、無事締結する運びとなりました。

 池上学長からは「地域との結びつきを大事にし、新しく立ち上げたオープンイノベーションセンターを中心に地域を盛り上げていきたい」という趣旨を、中村代表理事からは「学生や先生方との意見交換を重ね、学びの場を設けること、連携を深め、同友会がめざす人を生かす経営の実践を推し進めていく」旨のあいさつがあり、双方の今後の連携に大きな期待と覚悟を持ちました。

 その後参加者により、合同例会の開催やウェブを活用した会社見学、大学と企業のコラボレーションの可能性を見出すための意見交換会の開催など少しの時間にも関わらず多岐の可能性を感じる意見が交わされました。

 今回の包括連携が大学や会員企業、学生や先生方、そして地域にとって有意義な活動につながっていくよう、緊密な連携と情報共有を行っていきたいと思います。

「中小企業家しんぶん」 2022年 7月 5日号より