9月2日、中同協経営労働委員会がオンラインで開催され、33同友会・中同協から108名が参加しました。
冒頭、林哲也・中同協経営労働委員長が「今回の委員会のキーワードの1つでもある『経営姿勢の確立』は、企業の規模に関わらず、全社一丸の経営指針成文化・実践運動を推進していく過程で問われ、自身を成長させることにつながります。労使見解に学び、実際の経営や同友会運動に生かしていきましょう」と開会あいさつを行いました。
議題の中では、10月に開催予定の第7回人を生かす経営全国交流会の企画概要と2023経営労働問題全国交流会の企画概要が紹介され確認されました。
実践報告として東京同友会の田崎和人氏((株)サークルテクノス代表取締役)から「経営姿勢確立セミナー」の取り組みについて、宮城同友会の廣中聡氏(クラシタス(株)代表取締役社長)と布施太1氏((株)布施商店 代表取締役)から「経営指針基礎講座、経営計画策定講座、経営指針を創る会」の取り組みについて紹介がありました。
続くグループ討論では経営姿勢の確立について議論を深めるとともに、実践報告を聞いた感想を交えながら各同友会の取り組みの交流や課題について話し合いました。
企業変革支援プログラム改訂プロジェクトからは企業変革支援プログラムVer・2の進捗状況について、10月上旬に冊子が完成、2023年1月より新システムの登録が開始予定との報告がありました。また、11~12月を「ステップ1登録強化・普及月間」とすることを確認しました。
最後に山田茂・中同協経営労働副委員長は「同友会の経営指針成文化実践運動には広げる、深めるという要素があり、今日はこの2要素の事例報告をしていただきました。10年ビジョンをしっかりと実現させて成果を追求することが重要だと感じた委員会でした」とまとめ閉会しました。
「中小企業家しんぶん」 2022年 9月 25日号より