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やっとわかった「社員はパートナー」の意味 (株)中原 代表取締役 白石 博己(埼玉)

【「働き方改革」の第一歩『働く環境づくりの手引き』の活用を(9)―事例編】

 中同協は今年4月、『働く環境づくりの手引き~経営指針を全社一丸で実践するために~』を発刊しました。作成に携わったプロジェクトのメンバーが『働く環境づくりの手引き』の意義や活用事例などを連載で紹介します。

 当社は、建築資材の販売と施工をしています。建築現場やお客様の倉庫などに、生コンクリートや建築材料を配送する仕事をしています。

 当社の残業時間は、月あたり10時間以内、就業規則、三六協定、週40時間の1年間変形労働制の協定などの届け出済み、有休取得は、年10日以上。「社員みんなで協力をして、就業時間内に仕事をやりきって、帰りましょう」という社風です。

 当社では、経営指針の実践を本格的に始めて、会社の会議を定着させて、その中で社員に、会社の働く環境の改善点、問題点を出してもらい、それを1つひとつ改善しながら、働きやすい職場づくりに取り組んできました。

 しかし、「働く環境づくりのガイドライン作成プロジェクト」に参加してからは、このままでよいのだろうかと思い始めました。そこで『働く環境づくりの手引き』にある「働く環境の10年ビジョン」を取り組み始めてみました。会社の会議で、「働く環境の10年ビジョン」について、説明をして、みんなに書いてもらっています。

 社員の中からは、会社に対する思いや期待、これからの会社の課題などが、出されました。より一層の働きやすい職場づくりへの取り組み、社内の整備、配送車両の入れ替えなど、わかってはいるけれど、なかなか取り組めていなかったことばかりでした。

 また、自分の人生と会社のことを照らしあわせてよく考えていると思いました。これらを進めていくために、具体的な方針、付加価値向上計画を社員とともに考えていきたいと思います。この取り組みを通じて、「社員をもっとも信頼できるパートナーと考える」という本当の意味が、やっとわかった気がしています。社員とともに、社員を信頼して、企業づくりを進めていきたいと思います。

「中小企業家しんぶん」 2019年 9月 5日号より

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