企業変革支援プログラムの普及と活用を【中同協第4回幹事会】

 6月6日、オンラインにて中同協第4回幹事会が開催され、全同友会と中同協から160名が参加しました。

 議題の中では、7月に埼玉で開催される定時総会に向けて、総会議案や決算・予算案、総会宣言案、今後行われる行事の準備状況などを確認しました。

 また、会員増強・組織強化の取り組みについて、中山英敬・中同協幹事長から2022年度の増強活動の特徴や、県ごとの純増数、入退会者率、自治体ごとの組織率などを報告。全国5万名会勢へ向けて8月の組織強化・会員増強全国交流会に参加しましょう、と呼びかけがありました。

 後半では、昨年度改訂・発行された『企業変革支援プログラムVer.2』の普及と活用をテーマに議論。企業変革支援プログラム改訂プロジェクトリーダーの加藤明彦氏(中同協副会長、愛知同友会相談役理事)から、改訂後の特徴を説明し、経営環境の激変下においてPDCAサイクルを回すことと、そのチェックにおいて『企業変革支援プログラムVer.2』を活用することの重要性を提起しました。

 その後各社・各同友会でどのように活用・普及するかをテーマにグループ討論を行い、「普及にあたっては、委員会や支部などでの活用など全体的な取り組みが有効」「Ver.2 の指標は銀行の事業性評価に通じる面もあるため、活用の可能性を広げていきたい」といった意見が出されました。

 最後に、堂上勝己・中同協副会長(関西ブロック)よりあいさつがあり閉会しました。

 次回の幹事会は7月14日の定時総会後に同会場で開催します。

「中小企業家しんぶん」 2023年 7月 5日号より