事務局の連帯を深めさらなる運動の推進へ 中同協東北ブロック2024年度事務局員研修交流会

 12月20日、中同協東北ブロック2024年度事務局員研修交流会in宮城が宮城同友会事務局で開催され、7同友会と中同協から31名が参加しました。

 冒頭、一戸大佑・宮城同友会事務局長から、「広浜会長が提起した同友会運動の新しいステージ。事務局員として、この新しいステージを担う私たちはこれからどう取り組んでいくべきか、学び合う研修にしましょう」と開会のあいさつがありました。

 第1講は池田泰秋・中同協事務局長が「今こそ、事務局集団/事務局員の仕事とは何かを考えよう」をテーマに問題提起。同友会運動の源流をたどり歴史をひもとき、立ち位置を把握すること。運動として、事務局としての視点でありたい姿やビジョンが描けているか、それに対してどのような学び合いができているか。新しいステージに向けて、運動を進める主体者としての事務局のあり方について提起がありました。

 第2講は松田康太朗・青森同友会事務局主任、渡邉光・秋田同友会事務局員より、「事務局員として担当地域・企業の問題をどのように考えて取り組んできたか」をテーマに実践報告があり、その後、グループ討論で学び合いました。

 最後にまとめと行動提起として、菊田哲・岩手同友会事務局長より、(1)仲間/同志としての連帯。事務局員同士は本音で語り合えているか、(2)さらすこと。会員も事務局も重要なのは自助努力と自己変革であること、(3)事務局員としての矜持(きょうじ)を持つことを提起し、東北ブロック事務局の連帯を改めて確認し、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 1月 15日号より