日商、全国連、中央会と懇談 中小企業の社会的地位向上など議論(中同協)

 中同協対外委員会は、12月25日に日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会との懇談をそれぞれ開催しました。中小企業団体の全国組織との懇談は4回目で、中小企業の発展や地位向上に向けて活動を交流し、今後の連携の可能性などについて意見交換することなどを目的に開催しているものです。中同協からは広浜泰久会長、中山英敬幹事長、対外委員など11名が出席しました。

 今回の懇談では、事前に行った中同協の経営実態アンケートの結果などを紹介し、政策要望の共通課題、地域づくりの取り組み、中小企業魅力発信月間の取り組みなどをテーマに意見交換を行いました。意見交換の中では、それぞれの会員企業の経営の現状や課題、それに対する各団体の取り組みなどについて活発に意見が交わされました。

 懇談を通してそれぞれの団体の特徴、果たしている役割などについて相互理解が一層深まるとともに、政策要望や地域づくりでの共通課題なども確認できた懇談となりました。出席者からは「課題は全く一緒。どのような連携ができるか模索していきたい」、「どのように各団体で連携していくか。各地でよい事例をつくっていくことが大切」などの感想が出されました。

「中小企業家しんぶん」 2025年 1月 25日号より