岩手同友会は、1991年の創立から35年目を迎える今年1月23日、初めて500名会員を達成しました。
500名を目前にしたことは何度もありました。中でも2011年は県内全域で支部づくりが活発に進み、「いよいよ今年は」と思っていた矢先に起きた東日本大震災でした。
それから15年。復興の進展に合わせるかのように、遅々として進まない日々が続きます。コロナ禍を経て350名を切るまでに会勢は落ち込みました。岩手同友会ではこの20年、目標として掲げた増強数を1度も達成したことがありませんでした。
そんな折、今年3月開催の第56回中小企業問題全国研究集会の設営を担うことになり、開催まであと半年に迫った9月の理事会でのことでした。田村満代表理事から、「500名は全国の皆さんとの約束でしょう? 期待されている以上、それに応えるのが経営者ではないか」との真剣な問いかけがあり、そこから奮起した理事26名全員と事務局での一致結束しての大増強運動が展開されました。そのエネルギーは爆発的で、わずか3カ月半で80名の入会があり、無事達成となりました。
達成3日後の1月26日は、中同協から中山幹事長を迎えての2026新春講演会でした。祝賀の席で中山氏は「聞いたとき、初めは信じられなかった。奇跡を越えて、非常識と言ってもいいほどのことをやり遂げた。本当におめでとう」とお祝いの言葉を述べました。誇らしく同友会運動に確信を持った理事の皆さんの表情に、岩手の未来に責任を持つ強い意思を感じた1日となりました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 2月 15日号より









