人間尊重経営の実践で時代の変化を乗り越える 
2025年度第2回中同協広報委員会

 2月26日、都内にて2025年度第2回中同協広報委員会が開催され、20同友会・中同協から46名が参加しました。

 冒頭、宇佐見孝・中同協広報委員長が「昨年は労使見解発表から50年を迎えた。

中には社員を人間らしく扱わず、単なる労働力として使い捨てにしている現実もある。人間尊重の経営に立ち返り、経営姿勢を正しながら実践し、共に同友会運動を発展させていこう」と開会あいさつを行いました。

 議題では、初めに「中小企業家しんぶん・DoyuNewsに関するアンケート」の結果が報告されました(結果は6面参照)。また、4月にオープンする「同友エコ」特設サイトの仕様を確認しました。

 問題提起は、宇佐見委員長が「時代変化への対応」をテーマに報告しました。AIの進歩を始めとする急速な時代変化の流れを確認し、「常に顧客創造を考える必要があり、自社製品からではなく顧客が何を望んでいるかを捉えることが出発点。変わりたいから同友会に入会しているはず。経営者としても、会社としても変革していきましょう」と呼びかけました。

 その後、学習会として「AI活用で変わる仕事と中小企業への影響」をテーマに、田中友尋氏((株)ハマ企画代表取締役、神奈川同友会)が登壇。「AIは魔法の杖ではない」と前置きし、現在提供されているサービスの特徴や危険性などを詳細に解説。「社内でのAI活用は経営者が責任を持つこと。中小企業こそうまく活用できる。大変な時代こそ経営者として大きな夢を描きましょう」と語りました。

 その後のグループ討論では、「社員教育は人にしかできないことではないか」「人に寄り添い、思いやりを持って接することが重要だと感じた」など活発な意見交換が行われました。最後に、宮野大樹・副委員長が「時代の変化に対応しながら経営を維持・発展し続ける必要がある。広報委員会として何を発信するべきか、改めて考えたい」とまとめ、閉会しました。

 翌27日は、オプション企画として三和電気(株)(宮崎裕二代表取締役社長、東京同友会)の企業見学を行いました。

「中小企業家しんぶん」 2026年 3月 15日号より