仲間づくりの取り組み広がる

 10月1日の全国の会員数は3万9320名。5万名推進本部がよびかけている2008年1月10日の4万名達成まであと680名となりました。9月は、岡山・宮城・秋田などの同友会が会員増強デーに取り組み、秋田は150名会員を達成しました(こちらをご覧下さい)。

420名の仲間づくり運動スタート【愛媛】

 “来年2月29日までに420名を達成すること、会員が会活動に「参加」することを通して、各々の満足度を高め、同友会の目的をめざす仲間となる”ことを目標に、愛媛同友会では「仲間づくり運動キックオフ集会」を9月28日、松山市で開催し、63名が参加しました。

 服部豊正代表理事が「同友会がなければ商品開発もできなかったし、社員と共に歩む企業づくりもできなかった。悩み、困っている経営者はたくさんいる。420名会員を達成して仲間の輪を広げよう」と開会。続いて、大野栄一代表理事が同友会運動の歴史と同友会が目指す経営者や企業像について説明。また、経営課題を話し合い、学び合う仲間をつくるため、「仲間づくりの方程式」を活用した仲間づくりを提案しました。

 その後、6支部から仲間づくり運動の“さわやか入会作戦”“メンテナンス作戦”等の作戦と“○○○組”“○○チルドレン”の「秘策」が披露され、会場は爆笑の渦に。さらに、同友会の魅力体験談の披露等もあり、参加者の結束と仲間づくりのイメージが広がりました。

 当日ゲストから入会表明があるなど、420名の達成と仲間づくり運動成功に向けて幸先の良いスタートとなりました。

初の県内いっせい増強週間【大分】

 大分同友会は、10月1~5日の会員増強週間で、県内一斉に行動し6名が入会、入会確約者も含めると10名を超える新会員を迎えることになります。

 大分同友会としては、全県的に組織をあげて増強に取り組むのは初めて。昨年度までは、行動する支部としない支部の差があり、成果が出ませんでした。今年度は、総会議案にも組織的な増強をうたい、第1弾の増強週間を6月に取り組み、5名が入会(その後の入会も含め9名)しました。

 秋の増強週間を迎え、理事会、支部幹事会で「なぜ仲間を増やすのか」を再確認。増強週間の間、理事が事務局に交代で待機、支部長や役員へ激励の電話やFAXを送信、入会の連絡があると拍手がわきました。

 今回の取り組みで、会内に増強に対する意識が広がりました。この成果と教訓を生かし、2010年650名を目指します。

「中小企業家しんぶん」 2007年 10月 15日号から