磐田支部(静岡)

明確な理念持ち地域になくてはならない会に

 1月19日、静岡同友会13番目の支部「磐田支部」が誕生し、磐田グランドホテルで設立総会が開かれました。

 中遠地域に支部の設立をと、数年間にわたって準備会の活動を重ね、本格的な準備に入った昨年からは、発起人を中心に、県組織委員会、榛原、清水、浜松支部の協力を得て、同友会らしい例会づくりに取り組み、19名での新支部立ち上げとなりました。

 設立総会では、山崎眞県筆頭代表理事が「私自身入会当時、3つの目的に大変感動しました。今でも新鮮で、日々の励みになっています。念願だった中遠に支部ができ感無量です。会を大きく発展させ、会員企業から優れた企業が多く生み出され、地域になくてはならない会になって欲しい」とあいさつ。つづいて、発起人の1人である名波公彦氏が、支部設立の経過報告を行ったあと、支部役員、事業計画、予算など提案、満場一致で採択されました。

 記念講演は、中同協副会長・専務幹事の国吉昌晴氏が「同友会のめざすもの」をテーマに講演し、同友会への理解を深めました。

 来賓には、静岡産業大学の大坪学長はじめ、磐田市、県中遠農林事務所、磐田信用金庫、森町商工会など多くの方が出席。大坪学長は「明確な目的と理念を持った会が、この地域にできることは、大変意義深い。中小企業の皆さんの活躍で、地域も日本経済も明るくなる。当大学も日本の大学のモデルになろうと挑戦しています、皆さんのチャレンジに期待します」と、祝辞を披露しました。

 地域での役割りと、静岡同友会の大きな前進が確認された総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 2月 5日号から