東温支部(愛媛)

地域から愛される支部を目ざして

 同友会創立50年の節目の年に、愛媛同友会6番目の東温(とうおん)支部が誕生。支部設立総会が6月27日、東温市・利楽において開かれ、65名が参加しました。

 東温支部が基盤を置く東温市は、2004年に重信町と川内町が合併して誕生しました。恵まれた自然環境と県都松山市の至近にある地理的条件から、田園都市として発展してきています。

 昨年9名の会員でスタートした準備会も、当日はゲスト参加の1名が入会するなど32名となりました。東温支部も、支部理念を作成するなど、一昨年9月の今治支部や今年3月に設立した伊予・松前支部の支部づくりの教訓や愛媛同友会の活動成果を生かした支部づくりをすすめてきたのが特徴です。

 第一部総会議事では、高須賀功・東温市長から「県経済労働部長のときからのお付き合いで、支部が誕生して頼もしさを感じます」、佐伯正夫・東温市議会議長からは「東温市の活性化として東温支部に期待しています」と来賓あいさつがありました。続いて、篠原治行・初代支部長より設立準備報告、東温支部理念や4つの基本方針、東温支部幹事が提案され承認されました。

 第2部記念講演では、奥長弘三氏・(有)コンサルタント朋友社長(東京同友会会員)が「地域で愛される会社経営のあり方」をテーマに講演。「同友会50年の知恵と教訓が蓄積されているのが経営指針活動」であり、「自社の固有の役割を自覚する」ことが「地域から愛される企業への道」になると講演、同友会型経営と企業の発展法則を学びました。

 第3部懇親パーティーでは、伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫の各支店長の来賓紹介後に、愛媛県議会議員の大西渡氏、東温市商工会会長の高市博光会長から、心温まる祝辞がありました。

 地元会員と他支部から応援に駆けつけた会員が歓談し、和やかな雰囲気に包まれ、東温市の固有の財産としての支部づくりを確認した総会となりました。

〈東温支部理念〉

 私たちは同友会の学びを糧に、社員の笑顔を一番の宝物と考え、地域に愛される企業を創る事を目指します!

「中小企業家しんぶん」 2007年 7月 15日号から