ひびき支部(福岡)

新たな北九州を創造する

 5月18日、「じりつ(自立、自律、時率)」をスローガンに、ひびき支部(県下17番目)設立総会が開かれ、北橋健治北九州市長を始め、来賓や他支部からの応援を含め、66名が参加しました。

 福岡同友会では、5カ年ビジョンにもとづき機構改革が提起され、2005年度より、「支部は例会の充実と増強を中心に、経営課題解決の活動は地区活動」として運動をすすめてきました。

 北九州地区会では将来における北九州地域での同友会づくりを展望し、5年後1000名を目指し、それまでの紹介者を基本とした北九州中央支部と北九州西支部を統合、北九州支部として新支部創設を視野に入れた8ブロック(地域割り)体制で運営してきました。

 今回、ひびき支部としてスタートした洞海ブロックは、八幡西区、西部地区、若松区、遠賀郡とその周辺地区を含めた51名の会員で構成しています。

 「世界の環境首都」「アジアの拠点都市」を目指している北九州市。なかでも、西部地区では「学術研究都市」の整備が進み、若松区の広大な響灘の埋立地では「エコタウン事業」「響灘環黄海圏ハブポート構想」などの事業が進んでいます。

 設立総会では、初代支部長の清川隆司氏が「北九州市はかつての一大工業先進都市から一変しました。繁栄時のままの経営体制、経営基盤、経営能力では生き残れません。新たな北九州を創造する自立した経営技術者集団を志向し続けなければならない」とあいさつ。

また、懇親会では、北九州市長を中央に集合写真を撮るなど、和やかな雰囲気の設立総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 7月 25日号から