兵庫で近畿圏青年部合同例会

青年よ 大志を抱け!!

 3月10日、2回目となる近畿圏青年部合同例会が兵庫県尼崎市のホテルホップインアミングにて開催されました。メインテーマは「近畿が元気! 青年よ大志を抱け!!」で、近畿圏青年部に加えて福島の後継者塾や広島の青年部からも参加があり、総勢92名が参加しました。

 近畿圏では、大阪・京都・兵庫の青年部が1998年からサミットという形で交流を始めました。その後、滋賀、奈良が加わり、近畿圏の各青年部が従来以上に密接な交流が行えるようになったことから、「次世代を担う青年経営者としての、より幅広い人脈交流を構築していく」という目的のもと、現在では5府県で構成されています。

 近畿圏青年部では各府県の青年部の総会にお互いが出席し、それぞれの方針などを持ち帰り、交流を行っています。また、今期は8月より毎月サミットを開催。合同例会の準備をすることに加えて、サミットの本来の目的である各府県の課題や活動などをお互いに話し合い、議論を重ねてきました。

 合同例会では、神戸電子パーツ(株)社長の松島俊哉氏(兵庫同友会会員)が青年部在籍当時の経験から、「青年部は同友会という土壌にありながらも、自らの経営者としての実験場でもあり、自らの意思で活動の幅を広げる場である。だからこそ、さまざまな挑戦を繰り返し、その中で仲間と出会ったことに感謝しながら本気で活動をしてほしい」と報告しました。

 引き続いてのグループ討論では、参加者が本音をぶつけ合う議論となり、さながら青年経営者全国交流会を彷彿(ほうふつ)させる、青年経営者らしい熱気あふれる例会となりました。

 最後に、これからの同友会運動を推進していく青年経営者たちが、京都で開催をする次回に向け、さらに成長して再会することを誓い合いました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 4月 5日号から