伊予・松前(まさき)支部(愛媛)

同友会で学びの成果生かして

<支部理念>
同友会の学びを常にわが社で活用できないかを考え、社員の幸せ実現のため事業を発展させます!

 3月15日、愛媛同友会待望の5番目の支部、伊予・松前(まさき)支部の設立総会が開催され、関係者58名が参加しました。

 伊予・松前支部が基盤を置く伊予市は、削り節や調味料等の水産加工食品、松前町は、海産珍味では国内有数の産地でもあります。

 昨年5月から本格的な準備をすすめ、5回の準備会を実施。今治支部に学びながら、支部の理念や方針、会員対象者像を決めました。愛媛同友会の活動成果を生かした支部づくりをすすめてきたのが特徴です。当初3名だった会員も、総会当日ゲスト参加の1名が入会し、24名でのスタートとなりました。

 総会議事では、冒頭、岡部悦雄・伊予商工会議所会頭が来賓あいさつ。初代支部長に選任された田中正志・義農みそ(株)社長より、(1)設立準備までの活動報告、(2)伊予・松前支部理念や5つの方針と伊予・松前支部対象者像、(3)今治支部幹事が提案され、拍手で承認されました。

 続く記念講演では、中同協副会長の三宅昭二・三宅産業(株)社長が「同友会の学びを経営に活(い)かして~なぜ、同友会型経営が、自社の発展につながるのか」をテーマに講演。“同友会は自己革新の会”であり、常に“物事の普遍性を学ぶ会”であるとし、自身と自社の変革の歩みを語りました。

 懇親パーティーでは、伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫の各支店長の紹介と、愛媛県議会議員の住田省三氏、泉圭一氏からのあいさつがありました。他支部からも会員が応援に駆けつけ、和やかな雰囲気に包まれる中、伊予・松前支部会員一人ひとりが決意表明。

 最後に、愛媛同友会の5人の支部長から田中正志・支部長へのねぎらいと、目標を実現した志の高さに感謝の言葉が贈られました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 4月 5日号から