【中同協・第2回常任幹事会】使命感もち、新たな半世紀へ

 3月23日、東京で中同協第2回常任幹事会が開かれ、29同友会から56名が出席しました。

 開会あいさつで赤石中同協会長は、1981年に中同協の財務担当幹事になった時の経験を披露し、当時の厳しい財務状況を全国の同友会・会員が献身的に支えてきた経過を強調しました。そして、「そうした事実はいずれは埋もれてしまうが、同友会運動を発展させていくという思い、精神を受け継いでいくことが大切。思いの深さと集まりが同友会の50年をつくり、新たな半世紀の礎(いしずえ)となる。全国レベルの質量に追いつき、全同友会の一翼を担っていくという使命感をもって取り組んでいきたい」と述べました。

 会議では経過報告の後、第37回中小企業問題全国研究集会のまとめと収支決算報告を承認。また、第12回女性経営者全国交流会(6月7~8日、東京)の参加目標等を確認。次に、中同協第39回定時総会(7月5日~6日、香川)の準備について審議されました。18の分科会テーマと報告者が紹介され、役員推薦名簿、決算見通し等についても承認されました。

 また、情報化推進本部など3本部の報告提案、「2008年度国の政策に対する要望提言案」の提案など各専門委員会・連絡会から報告と問題提起があり、承認。なお、第35回青年経営者全国交流会(9月13日~14日、山口)も企画案が承認されました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 4月 5日号から