9月に青年経営者全国交流会（以下、「青全交」）を開催する山口同友会では4月28日、メインスローガン「青全交を成功させジャンプの年に、躍進する第一歩を踏み出そう！」、サブスローガン「強じんな体質の企業づくり、経営者の自己変革を促す学び合いを！」を掲げ、第14期定時総会を山口市内で開催しました。
総会では、2007年度の重点活動として、(1)9月開催の青全交の成功と全国行事への積極的参加、(2)企業づくりを土台に、会員増強をさらに前進、(3)経営を語り、自社の課題を明らかにする学びあいの例会の充実など、7項目を採択しました。
総会後の記念例会は、蓮見中同協事務局長が「今日からあなたも運営上手…話を引き出す司会術」と題し、グループ長研修を兼ねて講演、続いて模擬例会が行われました。
同友会になじみのないこのテーマは、会員外経営者にまず「聞いてみたい」「参加してみたい」と思ってほしいと企画されたもの。その結果、オブザーバー参加者が4名あり、例会終了後に1名が入会しました。
山口同友会では、青全交の誘致を2004年5月に理事会決議して以来、陸上競技になぞらえ、ホップ、ステップ、ジャンプとして準備を進めてきました。
ホップは一昨年の役員研修会。そこでは、(1)地元の歴史を学ぼう、(2)例会の充実、(3)グループ長の育成、(4)経営指針の成文化と実践、(5)会内発表者（経営体験の発表）の育成と探し出し、(6)会員の増強、質的向上、(7)外への発信を早くから、と決め、会員拡大も実質40名増を達成しました。
ステップの昨年の役員研修会（第1回実行委員会）では、「明治維新」「金子みすゞ」を学び、青全交のテーマを「みんなちがって、みんないい」に決定。しかし、会員拡大は実質3名増にとどまりました。
ジャンプは今年8月9日。その日までに会勢300名を達成しようと、取り組みを強めています。
青全交まであと4カ月。あらゆる機会をとらえて「増」と「強」、「量」と「質」を上げていくために創意工夫し、1人でも多くの会員を巻き込み、目標達成しようと決意を新たにした総会となりました。
「中小企業家しんぶん」 2007年 5月 15日号から
