大学の就職担当者と交流~東京、神奈川、埼玉、千葉が就職情報交換会

 東京、神奈川、埼玉、千葉の4同友会による「就職情報交換会」が5月11日、東京都内で開かれ、首都圏の大学、専門学校から48校57名、4同友会から56社62名が参加しました。この就職情報交換会を首都圏合同で開くのは、今年で2回目。

 冒頭、小暮恭一・東京同友会共同求人委員長が「若年層の流動化が深刻な問題となっており、このことを真剣に受け止めなければならない。われわれ中小企業の情報を学生に知らせることが解決に結びつくと考えている。中小企業を知っていただき、学生に伝えていただきたい」とあいさつ。

 続くパネルディスカッションでは、「採用と教育」をテーマに、4同友会の共同求人活動の取り組みと会員企業での実践を紹介。初めて参加した大学の就職担当者からは、「自分自身の価値観が変わった」との声も聞かれ、中小企業と就職担当者が互いに理解を深め合う会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 5月 25日号から