【熊本】中小企業の魅力を学生に~経営者との交流会に学生600名が参加

 梅雨の合間の7月11日、熊本同友会と熊本学園大学は、3年生を対象に「地場企業の経営者と語ろう」を開催し、600名の学生が参加しました。この企画は、就職を控え、希望や不安を抱えている学生に、地場の中小企業経営者と共に働くことの意義、喜びを考えることで、これからの人生に生かしてほしいと行われたものです。

 第一部では、津川康博代表理事が『やり甲斐のある仕事とは?』、続いて南昌輝事務局長が『中小企業の必要性と同友会組織』と題して講演。それぞれが、自分の就職活動の経験を織り交ぜながら中小企業の魅力を語り、「どう生きたいのかを考えてほしい」と学生たちに問いかけました。

 第2部の「中小企業経営者と語ろう!」には、約150人の学生が参加。18名の会員経営者が、学生からの就職に関する相談などに熱心にこたえました。

 熊本同友会では、今後も熊本学園大学や地域の大学とこうしたセミナーを開催し、「人づくり、企業づくり、地域づくり」の連携を深めていこうとしています。

「中小企業家しんぶん」 2007年 8月 5日号から