育児・介護雇用安定等助成金(両立支援レベルアップ助成金)

仕事と家庭の両立支援をバックアップ

今、少子化社会を克服するため「ワークライフバランス」(仕事と生活の調和。以下、WLB)が求められています。WLBの支援に積極的に取り組む事業主に対しては、一定額または費用の一定割合を助成する以下のような制度が設けられています。

代替要員確保コース:
育児休業取得者の代替要員を確保し、育児休業取得者を原職等に復帰させたとき。
休業中能力アップコース:
育児休業または介護休業を取得した労働者が、スムーズに職場に復帰できるようなプログラムを実施したとき。
子育て期の柔軟な働き方支援コース:
小学校就学前の子を養育する労働者が短時間勤務等の柔軟な働き方ができる制度を設け、利用者が生じたとき。
事業所内託児施設設置・運営コース:
事業所内に労働者のための託児施設を設置・運営したとき。
ベビーシッター費用等補助コース:
労働者が育児・介護サービスを利用する際に要した費用の補助を行ったとき。
職場風土改革コース:
両立支援制度を利用しやすい職場環境の整備を計画的に行ったとき。
男性労働者育児参加促進コース:
男性の育児参加を促進するモデル的な取り組みを実施したとき。

※助成内容の詳細は、(財)21世紀職業財団のホームページ(下記)を参照下さい。

(財)21世紀職業財団では、自社のWLB対策の進展度合を自己点検できる「仕事と家庭の両立しやすさ」診断サイトを開設しています。61の設問に答えるだけで、業種、地域、規模別の自社の位置づけや、今後の取り組みへのアドバイス等が得られます。1度利用してみてはいかがでしょうか。

(問い合わせ先) (財)21世紀職業財団の各都道府県事務所

詳細は、http://www.jiwe.or.jp/

「中小企業家しんぶん」 2007年 12月 25日号より