【女性部連絡会】生活者の視点で考える

 中同協女性部連絡会が2月15日、東京・主婦会館プラザエフで開かれ、17同友会と中同協から39名が参加しました。

 今回の連絡会は「地域づくりと同友会づくり~女性部の果たす役割を考える」として、埼玉同友会女性部の実践報告と糸数久美子・中同協女性部連絡会代表の問題提起をもとに、グループ討論しました。

 実践報告に立った久賀きよ江・埼玉同友会女性経営者クラブ・ファム委員長は、埼玉県産業労働部と連携して、経営革新支援セミナーや起業した女性経営者を支援する事業を実施し、参加者が次々に入会してきていることを報告しました。

 糸数氏は、「生活者の視点で考える中小企業憲章と女性部の活動」と題して、EUの小企業憲章を説明しながら、生活者の視点で建築確認遅延問題や金融問題、環境、教育、食の安全などについて関心を持ち、地域から頼りにされる中小企業や同友会になっていくために、女性部での学びを深めていこうと問題提起し、活発な討論が各グループで繰り広げられました。

 また、次回女性経営者全国交流会は、「ひらめきをときめきに 学んで実践~生活者の視点で企業づくり、地域づくり」をテーマに、2009年6月11~12日、青森県奥入瀬渓流第一グランドホテルで開くことを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 3月 5日号から