中同協共同求人委員会 全国ネットワークの強化を

 中同協共同求人委員会が2月20日、東京のメルパルク東京で開かれ、17同友会・中同協から33名が参加しました。

 「共同求人活動の輪を広げるJobwayの活動」をテーマに、前田幸一・中同協共同求人委員長による報告と4同友会の実践報告がありました。前田氏は、学生はインターネットを利用した就職活動が主流になっており、同友会の共同求人サイト「Jobway」のアクセス総数は前年比185%と確実に伸び、中小企業と学生のかけ橋としての役割をいっそう高めていると報告。他方で、Jobwayの各機能の活用率が低い水準にとどまっている状況も指摘しました。

 事例報告では、北海道、神奈川、愛知、広島の各同友会より、共同求人活動でどのようにJobwayを利用・推進しているかが報告され、「全国ネットワークとして機能するために、全同友会での利用の促進を呼びかけよう」との問題提起があり、グループ討論。

 より活用しやすい全国統一ポスターやリーフレットのあり方、学生向け他サイトにJobwayの有料バナーを掲載することなどが話し合われ、次年度の特別会計が確認されました。

 最後に、座長の渡邉高一・東京同友会共同求人副委員長が、「同友会の共同求人は学生のためにある。理念も確認しながら、同友会らしい共同求人活動を進めていこう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 3月 25日号より