いつも希望を胸に 社会人としての働きがい、生きがいを【長野】

【特集】各同友会の合同入社式・新入社員研修

 4月1日、長野同友会では、毎年恒例の合同入社式が開催され、18社・47名の新入社員とともに、総勢約70名が参加しました。

 冒頭、荒井洋一代表理事から「社会人として自分自身の存在価値を高めていこう」との激励とお祝いのあいさつがありました。

 新入社員からは、(株)羽生田鉄工所の岡部祥子さんより、「これまで学んできたことを仕事に生かし、働きがいや生きがいを見つけ、社会人として成長できるよう挑戦していきたいと思います」との決意表明がありました。

 また、先輩社員の(株)ジェー・ピー・イーの近藤健太さんより、「1年目だからできることが、たくさんあります。失敗を恐れず、何でも挑戦を。そして共に頑張っていきましょう」と、力強いエールが送られました。

 つづいて開かれた新入社員研修会では、「明るく楽しく働くためには」「早く会社にとけ込むためには」と題して、(株)共同会計社・宮澤博社長をコーディネーターに、入社歴2年から7年のアースシステム(株)・上條大悟さん、(株)スズキアリーナ松本・原口知明さん、(有)ホテルさかえや・吉池千帆さんより、先輩社員として、それぞれの体験をもとに新入社員へのエールが贈られました。

 その中で、入社してからつらく感じたこと、うれしかったこと、会社の中で努力している点などが率直に出されていました。「どんな自分になりたいか、明確にしていくと何事にもやりがいが出てきます」「先輩に対して、聞き上手になっていって下さい」などの期待の言葉もたくさんありました。

 新入社員とともに参加した経営者も、「自分たちにとっても、学ぶことが多いディスカッションの内容」との感想が聞かれました。

 最後に山崎肇共育委員長((有)本郷鶏肉・社長)から、「笑顔を大切に、自らよりよい社会人生活を進んでいって下さい」とのまとめで終了しました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 4月 15日号より