広い視野で働こう 働きながら学び、成長を【愛知】

【特集】各同友会の合同入社式・新入社員研修

 愛知同友会の合同入社式には、40社から125名、新入社員研修には24社から71名が参加しました。

失敗恐れず、後悔しない人生を

 入社式の冒頭、新入社員を代表し、(株)ミドリに入社した長崎真弓さんが「私も8割の不安と2割の期待の中、今日の入社式を迎えました。しかし、1度の人生を後悔したくありません。失敗を恐れず、若さとチャレンジ精神を生かして活躍したい」との決意表明がありました。

 長崎さんは、2007年度の愛知同友会インターンシップ研修に参加した方です。

中小企業に誇りを持てた

 また、4月2~3日には、会員が講師を務め、働きがい・生きがい、働きながら学ぶことの大切さを深める新入社員研修が開催されました。

 入社3年目の先輩社員から学ぶ講座では、実際に仕事を任される中での失敗談や、お客様のところへ何度も足を運び「ありがとう」と言われたときの喜び、自分の仕事が世の中の役に立っていることなどが率直に語られ、新入社員の感動をよびました。

 2日目には、「中小企業に就職したことに、誇りが持てた」といった感想や、「積極的な姿勢で素直に学ぶ」「分からないことを分からないままにしない」などといった決意表明が色紙に記入され、発表し合いました。

 研修のまとめでは、「今の時代、汗水たらして、何も考えずに働いていればよいという時代ではありません。広い視野で、世の中がどのような方向に進もうとしているのか、また、その中で自分の仕事をどう位置付け、学び、成長できるかが重要です」と、加藤輝美共育委員長((株)ケイ・クリエイト社長)から激励の言葉が贈られました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 4月 15日号より