全国総会開催で元気な埼玉に~埼玉同友会が定時総会

 埼玉同友会の第35回定時総会が4月19日に開かれました。7月10~11日に埼玉で開かれる中同協第40回定時総会(全国総会)に向け、5月末までに1100名の埼玉同友会をつくり、全国からの参加者を元気よく迎えようという方針を確認しました。

理念に基づく経営の実践~5月末までに会員数1100名めざす

埼玉総会

 総会冒頭、新井俊雄代表理事は、「会員数が1000名を超え、埼玉県内の経済団体の一翼を担うにふさわしい組織となってきた」と述べました。続いて、来賓の上田清司埼玉県知事があいさつし、「元気な埼玉をつくるためにも、7月の全国総会を埼玉で開いていだたけるのはありがたいこと、ぜひ成功させてほしい」と期待を語りました。

 議事では、「埼玉全国総会を成功させる力で、自社と埼玉同友会の存在価値を高めよう」というスローガンを掲げた2008年度活動方針を採択しました。

 議案提案の中で新井代表理事は、「全国総会はあくまで通過点、総会後何をするかが問われる。各社で理念に基づく経営を実践し、各地区会では学びの場にふさわしい例会づくりに取り組みましょう」と強調しました。

 記念講演の講師は、北海道同友会の守和彦代表理事。守氏は、「今こそチャンス、中小企業だからできる新市場創造」と題して、北国の地域特性を生かした靴づくりの経験を語りました。

 懇親会では、全国総会の実行委員が壇上に勢ぞろい。切山英彦実行委員長が協力と参加を訴え、この日だけで100名以上が参加登録を行いました。

 7月の全国総会成功をめざしてエンジン全開の埼玉同友会です。

「中小企業家しんぶん」 2008年 5月 5日号より