「同友エコ」で環境経営を【中同協地球環境委員会】

「同友エコ」全国コンペの実施を論議

 中同協地球環境委員会が3月4日東京同友会会議室で開かれ、12同友会・中同協より22名が出席しました。

 会議では、CO2削減の全国コンペ(同友エコ)の実施について論議。急激に進む地球温暖化対策としての温室効果ガス削減に向けて同友会として取り組む意義を、(1)中小企業家の自主的取り組みの推進、(2)持続可能な社会づくりに対応する環境経営の創造、(3)国や地方自治体との連携強化にあることを確認しました。今後実施要綱を中同協幹事会で確認後、7月全国総会で「キックオフ宣言」して、各同友会での取り組み(自主参加)推進をはかることとしました。

 第5回中小企業地球環境問題交流会(10月15~16日、神奈川)は、参加者一人ひとりが「環境行動宣言」を行う、記念講演(鋤柄・中同協会長)と5分科会の内容などについて審議しました。

 次いで各地の活動を交流。「熊本全研でも取り上げられた『同友の森づくり』に取り組みたい」(香川、宮城)、「自動車産業で蓄積された技術を環境問題で生かせないか検討」(愛知)、「経営指針に環境の視点を入れ『エコアップ宣言』で環境経営への取り組みを呼びかける」(埼玉)など、多彩な活動が紹介されました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 3月 15日号より