【第13回女性経営者全国交流会】どんな困難にも企業づくりをあきらめない【6/11-12 青森・奥入瀬】

 「ひらめきをときめきに 学んで実践!~生活者の視点で企業づくり、地域づくり」をメインテーマに、第13回女性経営者全国交流会が6月11~12日、新緑に囲まれた青森県の奥入瀬渓流ホテルで開かれ、36同友会から440名が参加しました。

 1日目全体会では、「女性経営者に託したい私たちの未来」と題して、赤石義博・中同協相談役幹事が問題提起。赤石氏は、6年前のこの交流会で提起された「(1)生活者の視点を大事にした経営、(2)草の根経済活性化の原動力に、(3)平和の担い手に、(4)原点活動の重視」を深め、参加者に実践を促しました。

 つづいて「経営者としての新たな夢への挑戦」など8つの分科会が開かれました。

 懇親会では、沼尾紀恵子実行委員長あいさつの後、三村申吾・青森県知事と小山田久・10和田市長があいさつ。鋤柄修・中同協会長の音頭で乾杯のあと、ライトアップされた奥入瀬の緑と豊かな水を背景に、青森同友会女性部役員が「スコップ三味線を熱演。最後に本物の「担ぎねぶた」が登場するなか、参加者全員が跳人(はねと)になり、会場全体が熱気に包まれました。

 2日目は、各分科会座長が前日行われた分科会での学びを報告。つづいて、「おからこんにゃくで全国展開~一主婦から全国注目の食材が生まれた」をテーマに、ベジタリアン料理研究所蒟菜(こんさい)所長の岡田哲子氏が記念講演を行いました。

 最後に、広浜泰久・中同協幹事長が、交流会の成果を実践に結び付けていこうとまとめ、次回開催地の静岡同友会の藤原代表理事の閉会あいさつで幕を閉じました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 6月 25日号より