私たち一人ひとりが環境行動宣言を【第5回中小企業地球環境問題交流会】

 「私たち一人ひとりが環境行動宣言を―持続可能な社会をつくるために」をテーマに、「第5回中小企業地球環境問題交流会」が10月15~16日、神奈川県横浜市のホテルキャメロットジャパンで開かれ、25同友会と中同協から174名が参加しました。

 会場入り口には、神奈川同友会会員一人ひとりによる「私の環境行動宣言」が書かれた葉っぱがつるされたツリーが飾られ、全国からの参加者を迎えました。

 横須賀健治実行委員長の歓迎あいさつ、広浜泰久・中同協幹事長による主催者あいさつにつづいて、来賓として松沢成文・神奈川県知事が、神奈川県では電気自動車の普及など、温暖化対策に力を入れている、中小企業の皆様とも一緒に持続可能な社会を築いていきたいとあいさつしました。

 基調講演は、「熱き企業家精神で持続可能な社会と企業を作る」と題して鋤柄修・中同協会長が講演。つづいて、環境経営の取り組みや農商工連携など5つの分科会に分かれて、2日間にわたり、地域に根ざす中小企業と同友会の果たすべき役割について深めました。

 1日目夜の懇親会には、林文子・横浜市長も駆けつけるなど、厳しい経済状況だからこそ、環境経営で新たな道を切り開いていくことが確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 11月 5日号より