関西ブロックで企業変革支援プログラム研修交流会【中同協】

11月は企業の健康診断月間

 中同協では、11月を「企業変革支援プログラム ステップ1」(以下、ステップ1)普及月間とし、本プログラムを「企業の健康診断」と見立て、これをもとに「経営実践を問いかけあい、1社でも多く逆境に耐えられる強じんな企業への変革を促そう」と、全国5000社のデータを目標に、全同友会での取り組みを呼びかけています。

 11月5日の中同協幹事会では、鋤柄・中同協会長が取り組みを呼びかけ、広浜幹事長も「当社も早速e.doyuに登録します」と宣言しました。

 この取り組みに向け、10月22日には関西ブロックで「企業変革支援プログラム研修・交流会」が開かれ、6同友会から43名が参加しました。

 美馬徹・中同協経営労働委員会副委員長がステップ1の役割やその内容を紹介。各同友会からそれぞれ実践報告が行われました。昨年度から取り組んでいる京都同友会では、経営指針作りの活動に位置付けること、北部地域ではカテゴリー別のシリーズの学びの場が設けられていることなどが報告されました。

 同友会がめざす企業づくりのあるべき姿を発信し、中小企業の時代を自ら創出していくべき時に、この取り組みによるデータの集積は大きな力を発揮することが確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 11月 15日号より