中小企業の活路を切り拓く学びを~秋のリレー例会に2100名が参加【東京】

 東京同友会では10月と11月、公開講座「秋のリレー例会 混迷と変革の時代を駆け抜けよう! 中小企業の活路を切り拓く100の学び!」として、会外にも発信をして、100の例会を開催してきました。2カ月間で2100名を超える参加があり、うち200名がゲスト参加、2カ月間の入会は60名を越えました。

 このリレー例会は、毎年開いている研究集会の分科会並みの位置づけとし、一昨年からすすめている「学べる例会づくり」の成果を出し合い、より充実した内容をめざしました。

 主な企画では、「経済見通し」の例会は2回で100名、「経営指針成文化」では東京全体で5回、支部段階で12回開催され、320名が参加、「市場創造」「ブランドの確立」では6回で180名が参加しました。今年7月に東京で開いた中同協第41回定時総会の特別企画で好評だった富士市産業支援センターの小出宗昭氏も再び登壇しました。

 「社員教育」では5回、140名、「企業変革支援プログラム」は7回開催、その他経営体験報告を中心に、「ものづくり」「環境経営」「経営基礎講座」などの多彩なテーマ、内容で開催されました。この2カ月間で経営体験報告を行った会員は50名に上ります。

 12月8日の東京同友会第9回理事会では、こうした取り組み成果を確認し、さらに悪化する経営環境のなかでの学びを強めようとまとめを行いました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 12月 15日号より