増強は代表者の強い思いとリーダーシップがカギ【第1回関東甲信越ブロック代表者会議開催】

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 第1回関東甲信越ブロック代表者会議が6月16日、埼玉・大宮ソニックシテイを会場に10同友会・中同協より38名が参加して開かれました。ブロック代表者会議は、同友会運動の全国的な到達点と今後の課題をブロック内代表者が交流を通じて学びあうことが目的です。昨年まで続けてきた東日本地区代表者会議が今年から北海道・東北ブロック、関東甲信越ブロックに二分して開催することになったものです。

 「不況でもつぶれない経営となるため、同友会の蓄積された財産に学び、代表者は中核として頑張っていきたい」と中同協湯本副会長が開会あいさつ。「憲章・条例制定運動と同友会運動の課題」をテーマに中同協鋤柄会長が問題提起を行いました。憲章・条例制定運動は、7年前まず学習運動としてスタート。運動を担う会員企業と同友会の質を高め、地域で頼られる同友会づくりを進める「3つの目的」の総合実践として発展してきました。会長は自らの企業づくりの体験も踏まえつつ、会内で競いあえる良きライバルを持ち、経営指針、共同求人、社員教育の三位一体経営の確立を呼びかけました。

 グループ討論では、(1)憲章制定運動の取り組み、(2)地域づくり、企業づくり活動、(3)今年度の会員増強目標をテーマに交流しました。「増強は代表理事、支部長の強い思いとリーダーシップがカギ」「若手と女性経営者の入会を進め、会を元気にしよう」「大学、金融機関との連携強化を」など豊富な事例が語られ、その後の懇親会でも活発な活動実践交流が続けられました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 7月 15日号より