生活者の視点で企業づくり、地域づくり【中同協女性部連絡会】

女性部連絡会

 中同協女性部連絡会が8月27日に開かれ、21同友会から64名が参加しました。

 APEC女性リーダーズネットワーク会合(WLN、9月19~21日、新宿京王プラザホテル)で、中同協として分科会を担当することもあり、今回の連絡会は「生活者の視点で企業づくり、地域づくり~同友会理念の国際的発信へ」をテーマに、3つの報告をもとにグループ討論しました。

 最初に「APEC WLNでの同友会理念の発信~女性経営者に期待されること」をテーマに、当該分科会のコーディネートを務める大槻眞一・阪南大学前学長が報告。中小企業の5つの取り組みとして、新事業、経営改善、地域密着、国際展開、地位向上をあげ、同友会で学ぶ女性経営者が、アジア太平洋地域の先頭に立つ運動をと励ましのエールを送りました。

 次に「求められる生活者の視点での企業づくり」について、糸数久美子・中同協女性部連絡会代表が、「APEC WLN開催に当たって、中小企業家同友会への期待」として小泉曜子・内閣府男女共同参画局チャレンジ支援専門官が報告しました。

 WLNに向けた海外スピーカーとの対応や、販売展示、エクスカーションの担当者から進捗状況などが報告され、討論では同友会女性部としての発信について、交流が進みました。

 また、来年6月に静岡で開かれる「女性経営者全国交流会」の骨子が確認されたほか、静岡以降は毎年交流会を開催することが確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 9月 15日号より