地域活性化担うのはわれわれだ~青森同友会初の企業展示会に43社が出展

青森企業展

 青森同友会は10月9~10日、「『元気な青森』発見!!発信!!」をスローガンに、「地域活性化を担う企業展」を開きました。今年創立12年の青森同友会初の企業展示会には、食、住、健康、環境、サービス関連など43社50ブースが出展、2日間で約1000名の来場者がありました。

 青森同友会では、同友会「3つの目的」をより具体的、実践的に推進するため、「異業種交流が可能な同友会のメリットを生かし、会員企業の主力商品や新事業の取り組み、販路の拡大を地域に発信したい」「企業間のコラボレーション、マッチングに結びつく取り組みをしたい」と、今年5月から実行委員会を組織し、準備を重ねて来ました。

 今回は青森県、青森市経済部をはじめ、21あおもり産業支援センターや県内金融機関、マスコミ各社の後援を得たほか、1日目には青森中央学院大学1年生がキャリアプログラム授業の一環として来場しました。

 当日は、テレビ局、新聞各社の取材も相次ぎ、地元中小企業の行う企業展に高い関心が寄せられ、単独では情報発信しづらい企業も、同友会を通じて自社を地域に発信できるという企業展の目的を達成。出展企業アンケートでも、次の機会にもまた出展したいとの声が多く出されました。

 青森同友会では、「地域活性化の担い手はわれわれ中小企業」との意識を醸成できた今回の企業展をステップに、地域活性化への取り組みを強化しています。

「中小企業家しんぶん」 2010年 11月 5日号より