『同友の森づくり』5000本の植樹達成!【熊本】

 熊本同友会では、「国民や地域と共に歩む中小企業」の理念のもとに熊本の豊かな自然を守り日本一住みたい街づくりを目指し、南阿蘇・俵山で「広葉樹の森づくり」に2007年より取り組んでいます。

 この事業は、「5年で5000本の植樹」をし、その後、大きな森に育てるために「7年間の下草刈り」をおこなうという13年間の長期にわたる取り組みです。2008年4月に第1回植樹祭をおこない、今年3月4日に5000本の目標達成となる第5回植樹祭を執り行うことができました。

 この運動は、多くの方の善意の募金によって賄われており、現在までに1200名を越す全国のみなさまのご賛同とご協力をいただき、また、5回の植樹祭と下草刈りには、会の内外を問わず1100名以上の方に参加をしていただきました。

 最後となる5回目の植樹祭には、参加者171名のうち、行政・企業・学校・環境団体・一般ボランティアなど約70名が参加。広く認知されていることを実感しました。特にご家族での参加が多く、1人1人の想(おも)いを込めた記念樹として植樹していただきました。本当に多くの方に支えられていることにあらためまして深く感謝いたします。ありがとうございます。

 「地下水を養う森」「二酸化炭素を吸収し酸素を生み出す森」「動植物をはぐくむ森」に育てる真の森づくりがこれから始まります。

熊本同友会 地球環境委員長 菅原時男

「中小企業家しんぶん」 2012年 4月 5日号より