憲章推進月間の成功を【中同協第4回幹事会】

 6月5日、東京で中同協第4回幹事会が開かれ、41同友会から97名が出席しました。前日の中小企業憲章推進月間キックオフ集会に参加したメンバーも多く、前日の集会成功の熱気がグループ討論に反映し、憲章・条例運動の推進などについて熱く討論しました。

 鋤柄中同協会長は、「憲章推進月間キックオフ集会を成功裡で終えることができました。ご参加いただいた国会議員のみなさんも認識を新たにされたと思います。いま、キックオフでボールを蹴り上げました。これからは同友会の仲間がボールを回し、会外の仲間にもパスを通し、ゴール(たとえば国会決議)をめざして突き進んでいきましょう」と開会あいさつ。

 会議では経過報告の後、中同協第44回定時総会の議案や予決算、役員候補名簿案、議事運営ルールなどを承認しました。第40回青年経営者全国交流会(10月4~5日、松江市)の実施要領などについても承認されました。

 第2部では、国吉専務幹事からの憲章推進月間キックオフ集会の総括報告を踏まえ、「中小企業憲章推進月間を成功させるために」をテーマに、各同友会の取り組み状況や今後の展開方向について活発なグループ討論が行われました。

 最後に中小企業憲章・条例推進本部長でもある鋤柄会長が、「同友会の仲間を増やさなければ、立派なことを言っていても行政は私たちの声を聞いてくれません。自社をよい会社にするだけでなく、同友会の仲間を増やし、他団体とも付き合い、中小企業憲章の精神を広げていきましょう」とグループ討論をまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 6月 15日号より