経営指針成文化(実践)運動のあるべき姿を論議【中同協経営労働委員会】

 8月31~9月1日、2012年度第1回中同協経営労働委員会が東京で開催され、21同友会・中同協から52名が参加しました(=写真)。

 第1部では、新年度の委員会の体制や「企業変革支援プログラムステップ1」の5000社データ登録へ向けての取り組み、第3回「人を生かす経営全国交流会」(2012年11月15~16日、愛知)の取り組みなどについて確認。

 第2部では、大野栄一・中同協経営労働委員長が「経営指針成文化(実践)運動のあるべき姿とは」のテーマで問題提起を行いました。大野委員長は、経営指針成文化運動についての調査結果とこの間の委員会での議論を踏まえながら、各同友会で行われている経営指針成文化セミナー・つくる会などについて「共通のポイント」を持つこと、経営指針成文化・実践の段階に応じた対策が必要であることなどを提起。グループ討論では経営指針成文化運動のあり方などについて活発に意見交換を行い、今後はワーキンググループを設けて検討していくことなどを確認しました。

 第3部では、「経営指針実践へ向けた三位一体の活動」のテーマで大阪同友会前経営本部経営指針部長・東大阪東支部長の木村 顕治氏((株)マルキチ代表取締役社長)が報告。同友会で学び会社を改革してきた報告は多くの感動を呼び、「三位一体の経営」の重要性などが確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 9月 15日号より