3月6日「復興シンポ」開催~中同協に震災復興研究グループ「REES」

 10月1日、東京同友会会議室で「東日本大震災からの復興~持続可能な社会をめざして」中同協東日本大震災復興推進本部研究グループ「REES」が開かれ、委員など23名が参加しました。

 グループリーダーである中同協会長の鋤柄氏が「震災復興とエネルギー問題に取り組み、同友会にできること、同友会として発信すべきことを議論したい」と提起。

 岩手、宮城、福島からの現状報告では、沿岸地域の会員9割が事業再生をしていること、一方で高台の地上げやグループ補助金のあり方などについて問題点が出されました。

 意見交換の後、今後はREES内に「復興への政策課題を議論するグループ」と「原発とエネルギー問題を議論するグループ」をつくって議論を深めること。「3・11復興シンポジウム」を3月6日に福島市で開催すること。東日本大震災専用ホームページ「REES」を設置し英語版も準備することを確認しました。

 「REES」は、8月23日に開かれた中同協常任幹事会で、正副会長会議からの提案として、中同協東日本大震災復興推進本部の中の研究グループとして設置を承認。中同協会長をリーダーとし、東北ブロック担当副会長、岩手、宮城、福島の3県の役員・事務局、中同協からは政策、地球環境、企業連携、研究センターの各責任者と中同協事務局などで構成されています。「REES」は、The recovery from the Great East Japan Earthquake & the Shift to a ”sustainable society”の頭文字をとったもの。

「中小企業家しんぶん」 2012年 10月 15日号より