「組織継続こそ事業承継」【第7回人を生かす経営推進協議会】

 5月14日に開かれた中同協「人を生かす経営推進協議会」には、本郷・社員教育委員長、小暮・共同求人委員長、土井・障害者問題委員会副委員長など役員・事務局13名が参加。

 最初に「人を生かす経営を推進することの意義と同友会への期待~労使コミュニケーション調査から」として、呉学殊・労働政策研究・研修機構主任研究員が調査結果にもとづき報告。 宮崎由至担当副会長が「組織継続こそ事業承継」「社員の自立、社長の自律が課題」など問題提起しました。

 その後、「『人を生かす経営』でなく『人が生きる経営』ではないか」や「事業継承問題・後継者問題」について意見交換し、前者は「言葉ではなく大事なのは実践の中身や本質的な意義の理解を」として現行通りとし、後者は「企業変革支援プログラムステップ2を書ける仕組みのある企業を増やすこと」など確認しました。

 今年度後半に開催する4各委員会を来年1月29~30日に東京で合同で行い、その後副委員長も交え、拡大版の本協議会を開催することを確認しました。

*中同協人を生かす経営推進協議会とは、担当副会長と経営労働、社員教育、共同求人、障害者問題の4委員会委員長で構成され、「中小企業における労使関係の見解」の実践を推進する組織。

「中小企業家しんぶん」 2013年 6月 15日号より