企業づくりと地域づくりを進める支部づくりを学ぶ 【第5回関東甲信越同友会支部長交流会】

 第5回関東甲信越同友会支部長交流会が7月27日、東京同友会会議室で開かれ、10同友会および中同協から51名が参加しました。

 冒頭、湯本良一・中同協副会長が「同友会をとりまく状況が変わってきている。同友会は社会や地域のインフラとして位置づけが高まってきている。関東甲信越ブロックが各支部の事例を学びながら、会員増強を進めよう」と開会あいさつしました。

 その後、3同友会からの実践報告が行われました。まず茨城同友会理事・水戸支部長の今瀬保男氏が「事務局との連携で会員が主役の生き生きとした支部づくりを進めている」と報告。続いて、山梨同友会理事・南支部長の田中昇氏より「新支部づくりで見えた地域に果たす同友会の役割~会員増強と会員企業の発展で地域をつくる」をテーマに報告があり、支部長が率先して自社を語り、会員増強の先頭に立つ必要があると強調しました。最後に、千葉同友会副代表理事(組織担当)の青木正光氏からは千葉同友会の新支部づくりの経験を報告。「同友会は地域から必要とされている。千葉同友会創立40周年にむけて空白地域に新支部をつくることが重要と決断し、組織活性化を図っている」と述べました。

 グループ討論では、「企業づくりと地域づくりを進める支部づくり」をテーマに支部・例会活動、会員増強などの経験交流が行われ、まとめとして「経験を交流することで少しずつ進歩し、新しい視野が広がってきている。関東甲信越ブロックが会員増強で全国一番になっていこう」と宣言して、大いに交流を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 8月 15日号より