地域の未来を創造する同友会運動を~創立10周年記念・第1回経営研究集会【鳥取】

鳥取同友会

 9月24日、鳥取同友会は「『鳥取創生』~NaturalLife & Business~」をメインテーマに、米子市にて創立10周年記念行事として第1回経営研究集会を開催しました。142名が参加し、各同友会からは21名の参加という応援がありました。

 中同協幹事長の広浜泰久氏((株)ヒロハマ代表取締役会長)が「『地域の未来を創造する同友会運動』~同友会で何を学び、どう実践するか~」と題し基調講演。「人を生かす経営、経営指針に基づく経営など、同友会ならではの学びをぜひ活用しながら鳥取創生の先頭に立って活躍していただきたい」と報告しました。

 その後の分科会では、「ワークライフバランスこそ、人の本質」(報告者/鳥取・美田耕一郎氏)、「倉吉発 下請けのプライド」(報告者/鳥取・蓑原康弘氏)、「『地方で生きる! 大企業にも負けない経営』 人口が半分に減っても永続できる企業を目指す」(報告者/島根・太田利昭氏)、「女性の輝きは同友会の学びから」(報告者/中同協女性部連絡会代表・沖縄・糸数久美子氏)をテーマにそれぞれ報告があり、グループ討論を行いました。

 分科会終了後は、行政・他団体・金融機関からの来賓11名を含めた85名で懇親会を開催。あいさつでは渡部代表理事が「鳥取創生」について熱く語り、西部総合事務所の山根所長と米子市の野坂市長が来賓あいさつ、宇佐見・鳥取同友会相談役が乾杯を行いました。

 懇親会の途中では、基調講演と各分科会の会場写真をダイジェストでスクリーンへ投影し、分科会参加者や報告者より感想を聞き、懇親会場内でも学びを深めることができ、有意義な1日となりました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 10月 15日号より