IT企業の連携強化を 同友会IT企業全国交流会 【東京・大阪】

東京同友会と大阪同友会

 10月17~18日に大阪にて開催された同友会IT企業全国交流会には、8同友会(宮城・東京・静岡・奈良・大阪・岡山・福岡・沖縄)から60名の参加がありました。

 この交流会は2003年より行われてきた東京情報産業部会(現IT部会)と大阪IT部会による合同研修会が前身で、両同友会が持ち回りで設営を担当し毎年開催してきました。2013年からは同友会IT企業全国交流会と銘打ち「中小企業家しんぶん」を通じて参加の呼びかけをおこなっています。

 研修会初日は「落語家と行くなにわ探検クルーズ」と題して水の都大阪の街を落語家の軽妙な案内で満喫、その後は会場を道頓堀ホテルに移し「わが社の成長戦略」と題して事例報告会と懇親会をおこないました。

 設営を担当した大阪同友会IT部会長の小泉敏夫氏(日本ソフトウェア(株))は「東京、大阪、福岡からの事例報告、沖縄からは沖縄ITまつりの成果発表などみなさん積極的に参加してくださいました。IT企業にとって連携は重要です。企業と企業、そして人と人とのつながりをつくるきっかけになれたと思います。今後も参加同友会を増やしていければいいなと思います。つながりの中でさまざまな問題を解決できたらいいですね」と今回の交流会をまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 11月 5日号より