国際化への対応と企業連携 タイ・ASEANの状況を学びあう【中同協企業連携推進連絡会】

 10月15日、中同協企業連携推進連絡会が東京で開かれ、5同友会と中同協から12名が参加しました。

 「国際化への対応と企業づくり―タイ・ビジネスマッチングから」をテーマに、畑野吉雄・中同協企業連携推進連絡会代表、池田泰秋・中同協事務局次長からの参加報告とアジア・ASEANの状況と今後の対応などについて提案がありました。「タイ・ビジネスマッチング」は阪南大学とタイ・サシン経営大学院の連携した取り組みで、中同協や大阪同友会などが後援して4回目になります。

 畑野・企業連携推進連絡会代表からは「国際的な連携では、中同協やタイなどの現地に窓口をつくり、全国の同友会会員の連携事例・情報を把握し、会員同士の交流ができれば、連携やビジネス展開の教訓や成果が交流できるので、進出している会員や検討している会員から期待されている」とありました。ASEANが6億人、周辺のインド・中国を合わせると30億人と世界の人口の半分の市場があり、タイを中心としたASEANを視察し体感することが重要との報告もありました。

 議事では、国際連携や企業連携に関わる調査の実施を確認し、各同友会の活動交流が行われ、仕事づくりを実践する連携組織の事例やエネルギーシフトなど地域内連携を学びあう活動が紹介されました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 11月 5日号より