40年の歴史振り返り将来を展望【宮城】

宮城同友会

 11月18日、宮城同友会は設立40周年を記念する「2014経営研究集会」を開催し、300名が集いました。

 宮城同友会は1974年3月23日に全国一4番目の同友会として会員数48名で設立されました。

 当日は、設立メンバーとして尽力された(有)丹六、東北共栄建設(株)、新野自動車(株)と、草創期の運動発展を支えた大都ビルメンテナンス(株)の計4社を紹介し、感謝状贈呈を行ないました。

 その後、「宮城同友会40年の歴史と将来の展望」と題して、総勢11名のパネリストが登壇し、草創期の苦労や会員数千名達成までの道のり、同友会の学びをどう自社経営に活かしたか?などについてパネルディスカッションを実施しました。

 続いて、企業変革支援プログラムステップ1に基づいて、「新事業への取り組み」「市場・顧客の変化とニーズの把握」「労働環境の整備」の企業づくりを学ぶ3つの分科会と、来年3月26~27日に設営する「第8回中小企業地球環境問題交流会&第3回東日本大震災復興シンポジウム」のプレ企画として、「エネルギーシフト」「これからの1次産業と地域づくり」「中小企業振興基本条例の制定と活用」の地域づくりを学ぶ3つの分科会の計6分科会を開催し、学び合いました。

 今回実行委員長を務めた佐藤真生氏((株)佐元工務店・専務)は、「先人が築いてきた40年の歴史の重さを実感した。今後も宮城同友会の発展に尽力したい」とあいさつしました。

 今回は特に分科会の内容に対する参加者の評価は高く、「事前準備がしっかりされており、何を学ぶ分科会なのか?が明確だった」との感想が出されるとともに、当日19名のゲスト参加もあり、「同友会が学べる良い会だと分かった」との声も寄せられました。

 宮城同友会は、今回の経営研究集会を弾みとして、来年3月の全国大会を成功させる意気込みです。

「中小企業家しんぶん」 2014年 12月 15日号より